2008年05月13日

試奏のお作法

楽器屋さんに行きますと、ま、素敵な楽器がイロイロ並んでおりますわな。
赤いのやら、白いのやら、尖ったのやら、ボロボロのものやら、イロイロあります。


老いも若きも客として店内にいるものとすれば、
あれもかっこええな…これもええな…みたいな感じで
静かに物欲との葛藤をしちゃったりするわけですよ。
ま、十中八九買わずに見るだけなんですけれど。



僕はギターを演奏するので、楽器屋さんに行くとギター関連のものを
中心に見る事が多いのですが
楽器って「素敵な音が鳴ってナンボ」ですから、やっぱりね、
試奏をしないとその楽器の魅力というのは十分わからないわけです。


持った感じは演奏しやすいか?とか
好みの音色は出るかどうか?とかね。


それなりに高価なものですから、見た目だけじゃなく
自分の五感を頼りに(最期は第六感かもしれないけど)
楽器屋さんにお願いして、じっくりと試し弾きさせてもらわないと
後悔先に立たずになっちゃうわけです。ええ。これ、大事ね。







で、ですね。




こっからが今日の本題。









「じゃ、楽器屋での試奏時に、何を弾いたらいいのか?」


という問題にぶつかるわけですよ。












え?そんなの気にするほうがおかしいって?









いやいやいやいやいやいやいやいや(完全否定)







例えば、フェラガモの靴を買いにいくのに、
よれよれのTシャツにジャージとかじゃ買いにいけないでしょーがよっ!




…みたいな。





楽器屋でぺろぺろっと試奏出来ると
「お?こいつはなかなかやりおるな…」
というのはなにかと大事なのであります!(力説)



…基本的にこのブログは自意識過剰気味ですので。なにか?



ちなみに、ワタクシ自身も学生時代楽器屋で少し
バイトをしていた経験がありまして。

いろんな方の試奏を見てきた中で…これはちょっと
…みたいなのも幾つかあったわけです。










というわけで、今日はそんな試奏で大事なマナー

列挙してみるという試みであります!(やっと本題…)











お作法 その1.超べたべたなフレーズは控えるべし。


はい、これ。かなり大事です。

「天国への階段」とか「スモーク・オン・ザ・ウォーター」とかね。









もうね…


わかったから。と。


激しく言いたい。


アメリカの楽器屋さんで「天国への階段演奏禁止」という
張り紙をしているところがある、という嘘か誠か笑える噂を
聞いたことがありますけど…



わかる。その楽器屋さんの気持ちよくわかる。



もうね、天国への階段はギブソンのダブルネックのSGを
本気で買う気になった時とか
スモーク・オン・ザ・ウォーターは、スキャロップのストラト
を本気で買う気になった時だけ許可する!


…みたいな条例を作るべきであると思うわけです。



もしくは超完コピで御願いします。と。

ジミー・ペイジの上がりきらないチョーキングまで再現してくれたら
ある意味OK。みたいな。









…はい。次。








お作法 その2.同じ速弾きフレーズを延々繰返すべからず。


やっぱり、速く弾けるというはギターの花形だったりするわけです。
なんだかんだ言ってね。ちゃんと練習しないと弾けませんから。


80年代〜90年台のハードロック全盛期には、いろんなギターヒーローが
いたわけですけど、なんていうか、あんだけピロピロ弾けたら
やっぱ憧れますわな。

僕の青春時代でいえば、Mr.BIGのポール・ギルバートとかね。
エクストリームの(そういや、再結成したらしいっすな)ヌーノとかね。
もう、ピロピロピロピロ。ペロペロペロペロ。

凄テクでみんなこぞってコピーしたものですよ。







ええ。そりゃ楽器屋さんで大音量で演奏できたら素敵ですとも。













でも、大音量で


同じフレーズを繰り返すな。と。













レコード針が跳んだときの、繰り返し繰り返しのイライラ感。みたいな。

いーっ!…ってなるわ!

…という。



もうね、練習は自宅でやってくれ。と。
不必要にペロペロ繰り返したら、電源落とします。
みたいな通達はしてもいいと思う今日この頃だったりします。




…はい、次。









お作法 その3.試奏時に彼女とか連れてくるべからず。




ギターとかを始める理由第一位に燦然と輝く
「モテモテになりたいから」(当社調べ)なんですけれども。





ええ、そりゃもちろんデートの途中に楽器屋さんに
寄るのはかまいませんけれども。

楽器を買うつもりもないのに、試奏して
「きゃー○○くん、素敵(はぁと」とかね。








…はぁ。










…もうね。



















う ら や ま し く て し ょ う が な い 。














ただ単に妬んでいるだけじゃ…というツッコミは聞き入れません。









楽器屋は、こう…緻密な自分のこだわり
作り上げていく場じゃないのか?と。

激しく言いたいわけです。




そして、その後にライブとかで、モテ度が上がればええんとちゃうんか。と。

楽器屋の時点でモテモテになりやがって。と。






…そう思うわけです。ええ。










はい。



そんなわけで、いろいろいってますけれど。
実際のところ、試奏って自分の好きなフレーズを
弾けばいいとおもうわけですけどね。




ワタクシといたしましては

楽器屋でこだわりの音を見つける糧になれば。

という深いメッセージを込めて、あえてお作法を
いくつか列挙してみました。





ええ。



ただ…最後にこれは言いたい。



これだけは言いたい。





















かなり音にこだわってみたもののお客さんはそこまで音の違いには気がつかない。










という悲しい現実もある。

…っていう(涙)
posted by zep at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 楽器・演奏

2007年01月08日

好きこそものの上手なれ

自慢じゃないけど



楽譜がまったく読めません。




それでも楽器は出来るのだから不思議。なのですが、
一応これでも楽譜を読むために努力をした事もあります。



(…ここらへんの努力については割愛)



でもやっぱり、スラスラとは読めません。






…だがしかし。






学生時代にですけれども
音楽教室の先生のバイトをしていた事があります。



「詐欺みたいじゃねーか」
…と、思ったあなた。

そのとおりともいいますが、オダマンナサイ。



さきほど割愛したところをほじかえしますと
ピアノが弾けたらいいな。と思って、ピアノを習いに
行った事があるのです。それは丁度20歳の頃でした。

まだ女性の手すら握った事のないようなウブな頃とも…

その通っていたピアノ教室と言うのが
いつも行く楽器屋さんの教室だったので、通い始める前から
当然顔見知りの店員さん…というか先生だったのですけれども

丁度、ギターコースの先生が辞められるとの事で、ある日
次なる「ちゃんとした」先生を入れるまでの穴埋めとして
お声をかけていただいた…という事なのです。

それでいいのか?

…とも思いつつ、ピアノ教室のお月謝が免除されるうえに
時給までつくその契約内容に飛びつかないわけがありません。

相手となる生徒さんは、ほぼ楽器を始めたばかりの
高校生が中心でしたから、教える事と言ったって
楽譜を使う事などまったくなく。

「上達は練習あるのみ」
「ロックはおのれの生き様だ」

…と、呪文のように唱えていればよかったのです。



「やっぱ、詐欺じゃねーか」と思ったあなた。

…ビー・クワイエット。もしくは、シャラップ。




楽器なんちゅーもんは「自分でどれだけ楽しんで練習したか」
で、上達の具合が違うのです。



その生徒さんたちでも、音楽にのめり込んでいる子ほど
上達も早いし、かっこいいものを求めるアンテナも張っており
メキメキと才能を伸ばしていったものですよ…(遠い目


「好きこそものの上手なれ」


とは、良く言ったものですな。






そんなわけで、そんな生徒さんを見ていたボクも…









「ピアノ教室に習いにいくのは無意味だな。」









と、思って辞めたのです。









だから楽譜が読めません。










              …今日の話は以上です。
posted by zep at 17:40| Comment(6) | TrackBack(4) | 楽器・演奏

2006年06月25日

パチーン。

昨日の記事にもありましたが、こうもジメジメ暑いと
気分もジメジメしてくるので、気分転換にボサ・ノヴァだな…。
なんて気まぐれに思い立ち、昨晩ゴソゴソと押し入れから
ひっさびさにアコースティックギターを引っ張りだして
ちょっとだけ、つま弾いてみようかと…。

いや〜、本当にひっさびさにアコギを出してきたので
ホコリはかぶりまくりだわ、弦はなんか乾ききっているわ
なんだかパリパリになっていました…。スマヌ、ギターよ…。

これではさすがに弾けない。…と言う事で、まずは
奇麗にホコリを拭き取り、チューニングが必要であります。
(この技を中国語で”調・弦”とも言うのである…。by民明書房)

そんなわけで…

早速、錆びまくったペグ(ギターの頭に六つある、ねじ巻きみたいなやつ)
を「キリ、キリ、キリ…」と回していたら…

錆びまくった弦の限界を超えたのか『パチーン』という音とともに弦が切れ、
ス ロ ー モ ー シ ョ ン で、ボクの顔にその切れた弦があたりました。
「あっ」って声も出しちゃったりして。



…「ぶ、ぶったな…、親にも…(ry 」

などと、アムロ・レイの名セリフを反復しつつ、夜なので換えの弦を
買いにいく事もままならず、途方に暮れるワタクシ…。

【今日の格言】
物は大切にしましょう。天狗さまの祟りが落ちます。

〜そんなわけで、ボサ・ノヴァ気分終了〜


今日は、ギターの弦を買ってきて、サビなんかも落として、
もう一度愛情を注いであげて、許しを請いたいと思います。

へそを曲げた女性に対する時と、よく似てるな…(汁
posted by zep at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 楽器・演奏

2006年05月20日

安い楽器・高い楽器

ピンキリ。

…ってよく言いますが、楽器もピンからキリまで
ものによっては、それはもう、ものすごい価格差があります。


例えばギターでも一万円で買える新品もあれば、500万円以上出しても
足りないくらいの中古(てか、ヴィンテージ)もあったり、
ヴァイオリンだったら2000万円以上する。みたいなものもあるそうで…

貧乏性のボクとすれば「質より量」だったりするので
そんな高価な楽器は触るだけで恐い(笑)

それこそ優秀なプレーヤーに使ってもらう方が、楽器も幸せですしね。


そんなこんなであまり高価な楽器を触る事なんかなかったのですが
先ほど、ボクの(趣味でバンドをやっている)友人が

「とうとう、”レスポール59” を買いました。」

って、写真付きでメールをくれました。

その価格…な、なんと 120万円!

ちょっとした車が買えるやん…。と、いうか思い切った事をしたもんだ…。


でも、「やっぱ音が違う」んだそうです。

確かに、ボクも楽器屋さんで高価な楽器を試奏した事があるのですが
ヴィンテージものは「鳴り」が違います。うん。たしかに違う!

でも楽器屋さんでその音を聞いてしまったら最後…(笑)
もう、安い楽器の固くてペラペラの音が気になってしょうがなくなります…。

そこを我慢出来るかどうかが、趣味なのかオタクなのかの境界線なんでしょうね(笑)

さらに友人曰く「一生の宝物として使っていく」とのことで
ま〜、それはそれで良かったのではないかと思うのですが…
やっぱ、周りからはかなりいろいろ言われたらしく(笑)


違法な車の改造に  120万円
キャバクラ嬢に貢ぐ金額  120万円
ギャンブルでスっちゃう  120万円

…なんて人もいるんだからいいじゃないか!

という論理・主張でなだめているそうな…w
ごもっともなような、例えが違うような…(笑)


でも、その話を聞いて思ったのが
現実的な話、趣味的なものにのめり込めばのめり込むほど
「お金」というのは必要になってくるわけで

「自分の実力に見合ったもの」
「自分の実力そのもの」

を見極める力も必要だよな〜。なんて思ってしまいました。
ボクの実力ならやっぱ、10万円までの楽器で程よい。(と、無理矢理納得。)

でも、そんなお金をかける趣味があるっていい事だとは思いますけどね。
みなさまは、そんな大金をかける趣味ってお持ちでしょうか?




嗚呼、それにしてもうらやましい…。←結局うらやましがってるwwww



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posted by zep at 14:22| Comment(0) | TrackBack(1) | 楽器・演奏

2006年05月16日

無責任講座〜耳コピのコツ〜

今日は真面目な話。
ギタープレイヤーのための「耳コピのコツ」であります。

なんでこんな話題かって言うと、
少しはためになる事を書かないと…と、反省しているのです。

本当にすみませんでした。

2005050415_1047459299.jpg


…さて、そんな冗談はさておき

ギターをやる方にとって、楽器やその他周辺の消耗品への
出費って結構あると思うのですが、意外と高くつくのが「楽譜」

簡単なバンドスコアでも2000円ちょいしますよね。
しかも、バンドをやっていない人にとっては、ワケわかんないドラム譜とか
載っていたところで、ページ数を食うだけで邪魔だったりしますw
(よくよく考えると役に立つんですけどね。)

あと、最新の曲など「かっこいいな〜」と思ってもスコアが出るまで
待たなきゃいけない。とか、マイナーアーティストだとスコアすら出ません(笑)
さらに、アルバムが出る前の最新シングルなどは一曲400円くらいのスコアだったりします。

ま、それでも安い!と思うセレブな方はほっといて
やっぱり貧乏ギタリストたるもの「耳コピ」が出来るに越した事はございませんw

※ただ、何曲かはスコアに頼ってでも基礎練習は必要ですので、
本当にギターやりたて。という方はまずはギターに慣れましょう。
最初のハードル「F」のコードが弾けるまでは頑張って下さい(笑)
(とりあえず誰もが通る道なので、この上達法は「努力のみ」です)

で、アコギをジャンジャカ鳴らして歌える。という方は「うたぼん」みたいなものを購入した方が断然早いのですが、コードはある程度弾けるけどもう少しウマくなりたい。…というやる気のある方は耳コピをすることにより、さらに上達します。

だから自己流でも耳コピは出来ます。現におバカなボクでも出来ますしねw

じゃ「絶対音感」は必要か?と言えば、ボクは「絶対音感」を持っていません。
よほど小さいときから訓練していないと絶対音感はつかない。と言われていますし、
バンドや友達に1人「絶対音感」を持った奴がいればとても便利ですけどw
なかなかそんな人に巡り会う事は少ないですよね。

〜ここからが本題〜
しかしながら、絶対音感はなくてもせめてコードや音階の「響き」だけでも覚える。これは大切です。コツとすれば、コードの「響き」にイメージをくっつけて記憶するだけで、全然耳コピのスピードが違ってきます。

例えば…
G(ソ・シ・レ)なら「茶色」とか、C(ド・ミ・ソ)なら「イマジンの最初の音」とか…。
自分のレパートリーで覚えたコードを自分流にイメージ付けしてしまうといい感じ。
まずはこれが一番のポイントです。
あ!あの曲のあの部分の音だ!と記憶しておく。ということですね。


次に…ちょっと理論的ですけど
概ねのポピュラーミュージックには「キー=調」というものがあります。
まず、歌本などは音階をA〜Gで表しますね。

ド(C)・レ(D)・ミ(E)・ファ(F)・ソ(G)・ラ(A)・シ(B)・ド(C)

…みたいな。
で、スコアの頭によくkey=Aとか書いてあります。
これは何を意味するか?

例)
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド…はキーが「C」です。
3弦の5フレット、人差し指から1弦の8フレット小指までで
ドレミ…と弾いてみましょう。

…はい。弾け!←えらそうw

次に
ラ・シ・ド♯・レ・ミ・ファ♯・ソ♯・ラ…はキーが「A」です。
3弦の2フレット、人差し指から1弦の5フレット小指までで
ラシド♯…と弾いてみましょう。

…のろのろするな!このグズがっ!←ちょっと言ってみたかった。


…あ〜ら不思議。
最初の「C」のキーと「A」のキーと指の動きは一緒ですね〜。
この指の動き「音階」は一緒でも、最初の音が違うだけで「調」が変わるのです。
大発見!ですね(笑)

なので、ジョンレノンの「イマジン」のメロディーは
ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド…で構成されているのでキーが「C」です。

さらに、ジョンレノンでもベン・E・キングでもいいですけど
「スタンド・バイ・ミー」のメロディーは
ラ・シ・ド♯・レ・ミ・ファ♯・ソ♯・ラ…で構成されているのでキーが「A」

おわかりでしょうか?この違い。

なので、メロディーを頑張ってなぞってみると、必然的に指が動きやすい
場所があるのがわかります。その元の音がどうやらその歌の「キー」っぽい。
ということがわかります。

で、キーが決まるとなにが耳コピに便利かと言うと、

「キーが決まれば必然的に使うコードも決まってくる。」

ということがいえます【重要】

…そうなるとあとは楽勝♪
曲に沿って、使うであろうコードを探すだけなんですけど…

この話は頭がこんがらがるといけないので
マイナー調の曲の事も含め(反応があれば)


次回につづく。



…べっ、別に書くのがめんどくさくなったわけじゃないからね…(汁






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posted by zep at 11:17| Comment(0) | TrackBack(1) | 楽器・演奏