赤いのやら、白いのやら、尖ったのやら、ボロボロのものやら、イロイロあります。
老いも若きも客として店内にいるものとすれば、
あれもかっこええな…これもええな…みたいな感じで
静かに物欲との葛藤をしちゃったりするわけですよ。
ま、十中八九買わずに見るだけなんですけれど。
僕はギターを演奏するので、楽器屋さんに行くとギター関連のものを
中心に見る事が多いのですが
楽器って「素敵な音が鳴ってナンボ」ですから、やっぱりね、
試奏をしないとその楽器の魅力というのは十分わからないわけです。
持った感じは演奏しやすいか?とか
好みの音色は出るかどうか?とかね。
それなりに高価なものですから、見た目だけじゃなく
自分の五感を頼りに(最期は第六感かもしれないけど)
楽器屋さんにお願いして、じっくりと試し弾きさせてもらわないと
後悔先に立たずになっちゃうわけです。ええ。これ、大事ね。
で、ですね。
こっからが今日の本題。
「じゃ、楽器屋での試奏時に、何を弾いたらいいのか?」
という問題にぶつかるわけですよ。
え?そんなの気にするほうがおかしいって?
いやいやいやいやいやいやいやいや…(完全否定)
例えば、フェラガモの靴を買いにいくのに、
よれよれのTシャツにジャージとかじゃ買いにいけないでしょーがよっ!
…みたいな。
楽器屋でぺろぺろっと試奏出来ると
「お?こいつはなかなかやりおるな…」
というのはなにかと大事なのであります!(力説)
…基本的にこのブログは自意識過剰気味ですので。なにか?
ちなみに、ワタクシ自身も学生時代楽器屋で少し
バイトをしていた経験がありまして。
いろんな方の試奏を見てきた中で…これはちょっと
…みたいなのも幾つかあったわけです。
というわけで、今日はそんな試奏で大事なマナーを
列挙してみるという試みであります!(やっと本題…)
お作法 その1.超べたべたなフレーズは控えるべし。
はい、これ。かなり大事です。
「天国への階段」とか「スモーク・オン・ザ・ウォーター」とかね。
もうね…
わかったから。と。
激しく言いたい。
アメリカの楽器屋さんで「天国への階段演奏禁止」という
張り紙をしているところがある、という嘘か誠か笑える噂を
聞いたことがありますけど…
わかる。その楽器屋さんの気持ちよくわかる。
もうね、天国への階段はギブソンのダブルネックのSGを
本気で買う気になった時とか
スモーク・オン・ザ・ウォーターは、スキャロップのストラト
を本気で買う気になった時だけ許可する!
…みたいな条例を作るべきであると思うわけです。
もしくは超完コピで御願いします。と。
ジミー・ペイジの上がりきらないチョーキングまで再現してくれたら
ある意味OK。みたいな。
…はい。次。
お作法 その2.同じ速弾きフレーズを延々繰返すべからず。
やっぱり、速く弾けるというはギターの花形だったりするわけです。
なんだかんだ言ってね。ちゃんと練習しないと弾けませんから。
80年代〜90年台のハードロック全盛期には、いろんなギターヒーローが
いたわけですけど、なんていうか、あんだけピロピロ弾けたら
やっぱ憧れますわな。
僕の青春時代でいえば、Mr.BIGのポール・ギルバートとかね。
エクストリームの(そういや、再結成したらしいっすな)ヌーノとかね。
もう、ピロピロピロピロ。ペロペロペロペロ。
凄テクでみんなこぞってコピーしたものですよ。
ええ。そりゃ楽器屋さんで大音量で演奏できたら素敵ですとも。
でも、大音量で
同じフレーズを繰り返すな。と。
レコード針が跳んだときの、繰り返し繰り返しのイライラ感。みたいな。
いーっ!…ってなるわ!
…という。
もうね、練習は自宅でやってくれ。と。
不必要にペロペロ繰り返したら、電源落とします。
みたいな通達はしてもいいと思う今日この頃だったりします。
…はい、次。
お作法 その3.試奏時に彼女とか連れてくるべからず。
ギターとかを始める理由第一位に燦然と輝く
「モテモテになりたいから」(当社調べ)なんですけれども。
ええ、そりゃもちろんデートの途中に楽器屋さんに
寄るのはかまいませんけれども。
楽器を買うつもりもないのに、試奏して
「きゃー○○くん、素敵(はぁと」とかね。
…はぁ。
…もうね。
う ら や ま し く て し ょ う が な い 。
ただ単に妬んでいるだけじゃ…というツッコミは聞き入れません。
楽器屋は、こう…緻密な自分のこだわりを
作り上げていく場じゃないのか?と。
激しく言いたいわけです。
そして、その後にライブとかで、モテ度が上がればええんとちゃうんか。と。
…そう思うわけです。ええ。
はい。
そんなわけで、いろいろいってますけれど。
実際のところ、試奏って自分の好きなフレーズを
弾けばいいとおもうわけですけどね。
ワタクシといたしましては
楽器屋でこだわりの音を見つける糧になれば。
という深いメッセージを込めて、あえてお作法を
いくつか列挙してみました。
ええ。
ただ…最後にこれは言いたい。
これだけは言いたい。
かなり音にこだわってみたもののお客さんはそこまで音の違いには気がつかない。
という悲しい現実もある。
…っていう(涙)
