2006年09月05日

クロスロード

あたり一面が綿畑の四辻(クロスロード)に立つ
ギターを持った男…


次はどの道へ行こうか。


「前か、右か、左か?」


…後ろへは引き返せない。



その昔、男はどこかのクロスロードで魂を悪魔に売り払った。


誰もが真似出来ないギターテクニックとブルースフィーリングを
手にする為に・・・。






デルタブルースの巨人、ロバート・ジョンソンは
1911年の5月8日に生まれたと言われている。


ブルースの偉大な先人たち…ウィリー・ブラウンやサン・ハウスなど
当時のデルタブルースの巨人たちの影響を受けたロバジョンは、
その後、放浪の旅…ミシシッピ川を超えて、アメリカ北部へとと
”ブルースの宣教師”として旅をするのである。

robert_jonhson3.jpg



…とは言っても、当時のブルースといえば、まだマイナーな
黒人音楽としか認識されていないため、安酒場で酒を煽り、
店にいた女にちょっかいを出す。という自由奔放な旅だったと言われている。

これが原因で自らの命を落とすと知らずに…。




ロバジョンは、1938年8月16日に亡くなっている。
いつものように安酒場で演奏をし、いつものように女に手を出していた。

Robert Johnson.jpg


ただ、その女と言うのが酒場の店主の女であった…。
嫉妬をした店主に毒入りのウイスキーを飲まされ、
それが原因で波乱の27年の生涯を閉じている。



トラブルをおこして、街を追われ、またクロスロードに立ち、
違う街へと転々としていったロバートジョンソン。



彼の残した曲は全部で29曲(41テイク)。
写真も数えるほど…(3枚しかないと言われている)で、
その足跡は未だ謎に包まれている。



しかしながら、その演奏力はさすがに”悪魔に魂を売った”と
いわれている(歌われている)だけあって、とても素晴らしく
その録音されたレコードは後の白人ブルースマン…
エリック・クラプトンやグリマートゥインズ(ストーンズのミックとキース)
などに多大な影響を与え、ブルース・ロックが世界を席巻する後の世の
「ルーツ」とも言える曲ばかりである。




そして、未だ絶えない”音楽に魂を売った若者たち”を
ブルースの泥沼へと引き込んでいくのである・・・。

robert-johnson.jpg

「クロスロードブルース」

Robert Johnson - Robert Johnson - Blues Archive - Cross Road Blues


音楽のルーツを辿る旅をしていると必ずと言っていいほど
最終的には戦前のブルースマンたちに出会うのですが、

ロバジョンのブルースは、スライドギターが特徴的で
非常にリズムがかっこよくて、今聞いても飛び抜けているよな〜。
…と、思います。

JASRACで調べてみたら、ロバジョンの音源はパブリックドメインと
なっていましたので、ポッドキャストで取り上げてみたいな。
と、考えています。

ポッドキャスト用に原稿を考えていたら、思いのほか真面目な
内容になってしまったので、先にブログに載せておきます(笑)










あ、ここは「ミュージックチャンネル」というブログですよ…


いつもと違う雰囲気なので、ウインドウを閉じようとした方へ…
(・∀・) ウンコー!
posted by zep at 17:37| Comment(4) | TrackBack(0) |
この記事へのコメント
しまった普通に読んじゃった。

四辻は異界の入り口、いろんなことがあるのです。
毒入りコーヒーを召し上がりませんようにお祈りいたします。


つーかロバジョンどの曲も一緒に聴こえる〜(興味薄
Posted by ぽるきち at 2006年09月05日 23:04
■ぽるきちさま、こんにちは。

全部読んじゃったんですね。それはお気の毒。
ストーンズやクリーム、クラプトンのバージョンから考えると
とても単調に聞こえますけれど、ま、ブルースってそんなもんです(笑)

還暦を迎えるクラプトンが、ダブルスコア以下で亡くなったロバジョンを
いまだ敬愛している。というところがおもしろいですね。

ボクが、浅田真央を敬愛している。
…というのと同じようなものでしょうか。
Posted by zep at 2006年09月06日 08:07
どもども♪
スッキリシンプルなサイトでいいですね♪ウチもこれくらいシンプルにしたいなぁ…。いえいえ、こんなペースも好きです。これからもよろしくお願いします♪
Posted by フレ at 2006年09月06日 19:53
■フレさま、こんにちは。コメントありがとうございます。

【業務連絡】
サテライツのコメントを拝見して、TB承認をしようと思ったのですが
送信されていないようですので、業務連絡をさせていただきますw


さて…本来は、フレさまやarikenさまのとこみたいに
アーティストの詳しい紹介と、聞きどころや思い入れたっぷりの音楽記事に
”な る は ず ”だったこのブログも、いつの間にやら脱力系の音楽日記になっております。

人生の歩み方が出るのでしょうか…。

60〜70年代のロックは多分一番聞き込んだので、フレさまの記事を拝見していると
とても共感出来る部分や、「この人マニアックやな〜…」とか思ったりw

こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。
このごろど忘れが非常に多く、こっそりフレさまのブログを参考にさせて
もらいますw
Posted by zep at 2006年09月07日 08:03
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